Q.徳川秀忠は豊臣秀頼に嫁いでいた娘・千姫が大坂夏の陣の際に大阪城より脱出したそうですが、脱出したあと、父より「なぜ脱出したのじゃ」と問い詰められたという事を聞きました。秀忠は夫ともに命を絶てということを言いたかったのでしょうか？

A.昔の慣例から言えばそうではないのでしょうか。お市なども勝家などと自決しているので。

Q.ゲーム「薄桜鬼」について（※一部CP表記注意）質問はおおまかに二つありますが、片方だけでもご存知なら教えて下さい。１．薄桜鬼カレンダー2010（描き下ろし）のイラスト （新選組の皆が髪を結わず長髪のまま＋千鶴が肩を出した衣装を着ている） はカレンダー限定で、書籍等では手に入れられないのでしょうか。 千鶴があまりにも可愛いのですごく気になっています。２，動画サイトではどれも誰か×千鶴ですが、風間千景×千姫が少しでも入った動画は無いでしょうか。 URLではなく、有無と、出来れば検索ワードを教えていただけたらと思います。 （首なしライダーアニメEDパロだけは見つけられました）よろしくお願いします。

A.1.2010年カレンダーの絵柄は今のところ発売している原画集には収録されていません。2009年の冬にカレンダーの7人に永倉さんを足したポスターが限定発売しましたが、同様に原画集には収録されていません。2.風間と千姫が一緒にいるスチルがないので難しいと思います。ゲームの中でたち絵のカットに同時に出てきたかぐらいじゃないかと。

Q.江戸時代以前の女性の呼び名はお船の方、お市の方篤姫、英姫、千姫春日局築山殿、淀殿巴御前、静御前北政所、大政所…などさまざまですが…。☆同じ妻の呼び方でも～の方と～姫とはどう違いますか？篤姫をお篤の方、お市の方を市姫とは呼びませんか？☆局という名前は春日局だけですか？☆～殿、～御前、～政所はどんな女性に対する呼び名ですか？

A.分類してわかりやすくお答えしますね。【姫と、～の方の違い】「姫」と呼ばれるのは主に将軍や大名、公家などの身分の高い貴人の娘につけられます。「～の方」と呼ばれるのは主に身分の高い人の側室(妾)がそう呼ばれます。特に子供(お世継ぎ)を生んだ側室が「○○の方様」と呼ばれるケースが多いです。「姫」には「～の方」という呼び方は基本的にはつきません。ただし姫が結婚して、貴人の正室(正妻)、または側室になった場合は「～の方」と呼ばれる場合があります。元々「～の方(御方)」という言葉は、身分の高い女性につけられた尊称なので、『お市の方』や『お江与の方』ように貴人の妻となった女性なら、姫でも「～の方」と後々につけられました。ですので、結婚前のお市が「市姫」。結婚後の篤姫が「お篤の方(篤子の方)」と呼ばれた可能性はあるという事です。【局について】「局」というのは主に身分の高い奥女中、そこを仕切っている老女(御年寄)につけられた呼称です。故に春日局一人を指す言葉ではありません。その証に、既に春日局が大奥に君臨する前より、二代将軍・秀忠の乳母が『大姥局』、秀忠の正妻・お江与の乳母が『民部卿局』と呼ばれていました。【殿、御前、政所の違い】女性に「殿」がつく場合、大抵は『築山殿』や『淀殿』のように、その女性が住んでいた場所に由来してつけられる場合が殆どです。これは正室、側室、姫、身分を問わずつけられました。「御前」は身分の高い女性に対する“尊敬”を表す呼び方です。結婚前、結婚後、あらゆる場合に応じて「○○御前」とつけられました。「政所」は正しくは「北政所」であり、夫が関白職についている場合にその正室につけられた呼称です。一般的には豊臣秀吉の正室・おねの尊称ですが、関白夫人ならば皆「北政所」と呼ばれていました。